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「冬うつ」からの脱出

 

◉SADについて

◉SADの対処法

◉ノーマン・ローゼンタール博士

私について

こんにちは、ドイツ在住ゆうこです。

ドイツで暮らし始めて14年目の今年の冬、ひょんなことから、自分が長期にわたりSeasonal Affective Disorderに苦しんでいたのだと判明。

今まで腑に落ちなかった自分の体調不良、精神の不安定さなどが、SADという病気があるということを知ったことで一気につながっていきました。

この国に住んでから、過去に無縁だった入院を幾度となく経験し、昨年の冬には救急車で運ばれるという、嬉しくない体験もしました。

思い返せば、暖かい春になれば元気になっていたので、気がつくのに時間がかかってしまったのでしょうね。

まさか、太陽不在の生活が、私を心身ともに害していたとは想像もしませんでした。

海外生活と太陽

夏生まれの私は、もちろん太陽大好きっこ。

海と山に囲まれた神戸で生まれ育ったので、太陽と海のある生活に幸せを感じます。

短期滞在を除いて、ドイツに来る前に住んだ外国といえば、アメリカ・フロリダ、オーストラリア・ゴールドコースト、スペイン・カナリア諸島。どこも太陽が燦々と輝く国ですね。

アメリカで知り合った旦那さんと日本を含めた上記の国で暮らし、ここドイツに移り住みました。

確かにドイツは寒そうだなという印象はありました。

しかし「彼と一緒に家族を築く!」その喜びで、きっと深く考えていなかったんでしょう。

ドイツは寒いだけでなく、太陽があまり顔を出さない国だということを…

私はうつ病?

秋から冬にかけて、朝起きるのが辛い、体が怠い、気分が落ち込む、ネガティブ思考に偏る、なぜか涙がこぼれてしまう、そんな経験はありませんか?

私自身も、もう何年かに渡り、そんな状態に悩まされていました。

数年前には、家族と会話や食事することもほとんどなくなり、子どものお迎え以外はベッドで過ごすように。

掃除をしようと思っても体は鉛のように重く、食事を作りたくても体は言うことをききません。

家の中はグチャグチャ、毎日何も手につかない日々を送っていました。

単にだらけているわけではないんです。

本当に体が重くて重くて、動けないんです…

 

しかし、このままでは家族にも申し訳ないという気持ちが大きくなり、病院を訪ねてみようと一大決心。

更年期障害かもと婦人科を訪ね、甲状腺の病気かもしれないと異なる診療科で検査を行いましたが、どこにも異常は見つからず。

最終的に内科で

うつではないけど、うつの薬を処方しておきますね。

と、抗うつ剤の処方箋を渡されました。

おまけに、私の海外生活に対する考えの甘さを長時間指摘され、涙ながらに家路につくことに。

 

心の中では、

ドイツに住む前に何年も海外で暮らしたことがある!

自分はそんなに弱い考えを持つ人間ではない!

と、つぶやきながらも、当時の私には、それを口に出せるほどのパワーは備わっていませんでした。(今思うと、健康な状態だったら言い返せてたかもしれないなっと)

 

薬の服用は副作用があるかもしれない、薬に依存してしまうかもしれないという不安とともに、薬を飲むことで自分の弱さを認めるような気がして、毎日のように処方箋を眺めてはいましたが、なかなか薬局に薬をもらいに行く気にはなりませんでした。

それと同時に医師からの「うつではないけど…」の言葉が引っかかり、薬やうつ病について調べてみたんです。

そして自分の症状が、うつの症状とは決定的に違うことに気づきました。

うつ病:不眠 (眠れない)

私:過眠 (眠くて眠くてたまらない)

SADとの出会い

2018年12月中旬、お友達とメッセンジャーでやり取りをしていた時のこと。

ゆうこさんにとって『今』『現状』って楽しい!?

たぶんこのひと言が、SADという病気を知ることになったきっかけ。

今、楽しいわけないじゃん!

毎日毎日毎日毎日雨。寒いし冬眠状態だよ。

ここから、彼女が楽しくない理由を掘り下げていってくれたんです。

家の中も寒いの?

家の中はあたたかいよ。

じゃあ、外の寒さがどうゆうこさんに影響してるの?

光合成ができない。

暖かい光を浴びることでパワーがでるから。

太陽電池で動く人形みたいな。

こんなイメージ ゆらゆら人形

改めて見てみると、答えを導くヒントがたくさん。

冬眠中はひたすら寝る。

春になれば元気になる。

 

そこから私の検索が始まり、この記事に到達したんです。

「冬うつ」男性より女性に多く日照時間短い北の地方に多い

「冬うつ」の正式名称は「冬季うつ病」または「季節性感情障害」。その名の通り、晩秋から冬にかけて発症し、春になると自然に症状が治まる。通常のうつ病は食欲がなくなり、眠れなくなることが多いのに対し、やたらと甘いものや炭水化物が欲しくなり、睡眠時間が延びてしまうのが特徴だ。冬眠中の熊ともよく似ている。(引用:マイナビニュース)

その頃、私は大の苦手なチョコレートドーナツとアドベントカレンダーのチョコを毎日のように食していました。

冬眠中の熊…まさに私。

ブログを立ち上げた理由

昨年2017年のクリスマスと年末年始も原因不明のままベッドで過ごし、最終的には脱水症状で救急車(人生初!)で運ばれるという新年を迎えていた私。

長い月日を経て、やっと自分に足りなかったものが太陽だったとわかった今、同じように悩んでいる人の助けになれたらなという気持ちで、このブログを立ち上げました。

同じ苦しみの中にいる人が絶対にいるはず。

病気のことを知らないがために、辛い思いをしながら生活している人に教えてあげたい。

私も早く知っていたら、こんなに苦しい日々を過ごす必要がなかったから。

 

そんな私自身、まだ治療が始まったばかり。

調子のいい日もあれば、ベッドにこもる日もあります。意味もなく無性に涙が出る日もあります。

でも治療の様子や、自分の調べた事柄などをシェアすることで、誰かの辛さが少しでも緩和されればという願いを込めながら、ブログを書いていきたいと思っています。

Sunshine Factoriesという名前に込めた願い

暗い空に負けそうになり、自らの太陽発電が作動しなくなってしまっている仲間へ。

太陽の少ない国に住んでいても、みんなのハートの中にある太陽の存在を忘れないように。

世界中に広げていきたいな。

Sunshine Factories

SADに苦しむみんなが、それぞれに心の太陽を取り戻し、暗い冬でも暖かく輝いていけますように!