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人種や肌の色によって異なる必要な紫外線量

人種とは

「人種とはなにか?」の質問に、あなたはどう答えますか?

白人、黒人、黄色人種というように、肌の色で分けますか?

それとも、ヨーロッパ人、アジア人、アフリカ人などのように、地域によって区別しますか?

実は人種の分類には、いろいろな説があり、その分け方もさまざまです。

ヒトの分類の概念。今日では科学的妥当性は認められず,文化的概念とみなされている。raceは当初,属性や価値観など,なんらかの共通点をもつ人々の集団を意味した。(出典:ブリタニカ国際大百科事典)

人種という概念は、生物学的にはあまり根拠のないものであり、どちらかというと社会学的な呼び名であるようです。

大きく分けると、下記の3つ。

コーカソイド(白色人種)

モンゴロイド(黄色人種)

ネグロイド(黒色人種)

それに加えて、

オーストラロイド(褐色人種)

の4つに分けられることもあります。

 

特に海外で暮らす私たちアジア人にとって、『人種差別』という言葉は、今でも肌で感じる差別のひとつかもしれません。

そこで使われる『人種』は、やはり肌の色の違いが一番大きいのではないでしょうか?

 

現在では「人種という言葉には意味がないので、言葉の使用をやめたほうがいい」という、科学者たちも存在するようです。

肌の色

なぜ私たちの肌の色は違うのか

「アフリカ単一起源説」によると、人類はアフリカで誕生し、その後、世界中に広がっていったとされています。

元々、私たちの祖先は太陽が燦々と輝く、日差しの強いアフリカに住んでいたため、濃い色の肌をしていました。

太陽光線に含まれる強い紫外線をブロックするには、メラニン色素を多く含む褐色の肌が必要だったのです。

 

しかしその後、ヨーロッパ大陸に移動するようになり、肌の色に変化が起こってきました。

日照時間の少ないヨーロッパにおいて、紫外線を遮断してしまう濃い肌の色では、ビタミンⅮを体内で生成することができなかったのです。

ビタミンⅮは、私たちが生きていく上で、欠かせない成分。

現代のように、サプリメントで補充することもできなかった時代ですからね。

 

【SADの対処法②】ビタミンDの摂取
紫外線にあたることで生成されるビタミンⅮは、骨粗しょう症、うつ病、糖尿病、高血圧、アレルギーやがん予防にも効果あり。日光浴やサプリで摂取を心がけましょう。

 

そのため、太陽光の少ない地域でも、紫外線をより吸収できるように、肌の色もだんだんと薄くなっていきました。

加速する移住、増加する病気

長い長い年月をかけて、その土地に適応できるように変化した私たちの皮膚の色。

太陽光線からの少ない紫外線量に適応できるように、ゆっくりと色が明るく変化していきました。

こちらは、世界の肌の色地図です。

赤道に近づくほど、色が濃くなっているのがわかります。

(出典:George Chaplin Geographic Distribution of Environmental Factors Influencing Human Skin Coloration)

 

しかしながら、グローバル化も進み、現代の人々の移住の加速は止まりません。

肌の濃い色の人が、太陽の少ない国に住み、肌の薄い色の人が、太陽輝く国に住む。

何万年という歳月を費やし変化していった肌が、そう簡単には適応できないのは何ら不思議ではありません。

健康面において問題がでてくるのは、ある意味当然のことなのでしょう。

オーストラリアの皮膚がん問題

皮膚がんの発症率が多いといわれているオーストラリア。

私がオーストラリアに住んでいたときも、できる限り紫外線から肌を守るために、特に子どもたちは首筋まですっぽりと覆うタイプの帽子をかぶっていたのを覚えています。

 

1788年に始まった、イギリスによるオーストラリア植民地化。

先住民アボリジニが暮らす土地へ、白い肌を持つ人々が上陸していきました。

そう、長い月日を経て、太陽が少ない地域でも暮らせるように適応していった人々が、太陽の輝く場所に移動していったのです。健康上の不具合も無理はありません。

少ない紫外線でも吸収のよい薄い色の肌は、オーストラリアに降りそそぐ強い紫外線にうまく対応できず、皮膚がんという形で身体に悪影響を及ぼしていきます。

現に強い紫外線を上手に遮断するため、メラミン色素を多く持つ褐色肌のアボリジニの皮膚がん発症率は、きわめて少ないようです。

イギリス・インド系移民の健康問題

逆のパターンも存在します。

植民地時代の影響により、イギリスにはインド系移民が多く住んでいます。

メラミン色素が多く、紫外線をブロックしてしまう濃いの肌の彼らにとって、日照時間の少ないイギリスでは、紫外線を取り入れることが難しくなります。

紫外線を浴びる

ビタミンD生成

カルシウム吸収を助ける

この一連の流れに問題が生じてしまうのです。

結果、カルシウム不足が起こり、子どもにはくる病(骨格異常)歯の形成など、大人には骨粗しょう症などの病気になる確率が高くなります。

そして歯の形成の影響として、赤ちゃんの歯が生えてこないということも起こってきます。

アボリジニの皮膚がん発症率が低いのと同様に、肌の白い赤ちゃんに歯が生えてこないということは、ほとんどないようです。

移住時の心得

太陽光の量により、何万年という時間をかけて、進化を遂げた人類の肌。

メラミン色素豊富な濃い色の肌も、紫外線の吸収をよくするために、薄く、白く変化していきました。

青や緑の目、金髪の髪の毛なども同じで、少ない日の光でも、よりたくさん紫外線を取り入れられるようになっていったのです。

瞳の色が明るい人たちが、太陽光線を苦手とし、弱い陽ざしでも眩しさを感じ、サングラスを必要とするのも理解できますよね。

 

海外移住がそれほど特別なものでなくなってきている今。

新しい移住先においての日照時間、自分の持って生まれた肌の色などにより、体調を管理する上で問題が生じる可能性もあるということを頭の片隅に置いておくと、万が一なにかがあったときに対応しやすくなるのではないかと思います。

Sunshine Factories

こんにちは、ゆうこです。
ドイツ生活14年目にして初めて、自分がSeasonal Affective Disorder(SAD)だとわかりました。
数年前の冬はベッドに寝込んでばかりで、家族と一緒に食事をすることもできず、思いきって内科、婦人科などを訪ね、検査をしましたが、どこも異常なし。
最終的には、自分の海外生活への甘さを強く指摘され、自分を責め続けてきました。まさか太陽が少ない国に住んでいるからなんて、正直思いもしませんでした。
私もまだ治療を開始したばかりですが、このサイトが同じ悩みを抱えている人の辛さを少しでも緩和させる助けになれば嬉しいです。

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